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エン・ジャパン株式会社が運営する女性向け求人情報サイト『エンウィメンズワーク』では、「仕事の悩み」をテーマにアンケートを行ないました。その結果、女性が仕事で悩んでいることは、「給与・待遇」「今後のキャリア」「仕事内容」。そして、「仕事の悩みを解決できていない方が半数」いて、「友人に相談する解決方法が人気」なことがわかりました。

具体的な悩みの内容と、筆者からのアドバイスをお伝えします。

 

iStock.com/itakayuki

 

仕事の悩みで最も多いのは給与と待遇!

仕事の悩みについて質問したところ、もっとも多かった回答は「給与・待遇」(53%)でした。

仕事の悩みとは、どのようなものですか? ※複数回答可/婚姻別

「一般職で採用されたが、実際入社してみると総合職とやる仕事は変わらず、それでも給与や賞与は総合職とかなり差がある。一般職は、昇給もある額までいくと頭打ちになることを就業規則を読んで知り、将来の生活に不安を覚えるようになった」(24歳女性)といった声が寄せられました。

昨今の時代の流れで、一般職の位置付けも変わりつつあります。会社によっては、補助的業務は派遣社員が担い、一般職であっても仕事内容は総合職とさほど変わらない場合も増えてきています。過去の職業イメージに影響されることなく、仕事内容を確かめたり、女性社員が実際に働く様子を知るようにしましょう。

次いで同率で「今後のキャリア」「仕事内容」(45%)が続きました。

「今後のキャリア」については、次のような声もあります。

「30歳をこえて、今後の人生を考えたときに、結婚・出産もしたいが、転勤が多く、このままでは難しいのではと感じた。20代は転勤が多くても、その土地その土地を楽しめていたが、今後も全国転勤があると思うと考えてしまう。しかし資格がある訳でもなく、退職してもより良い会社へ入れなかったらと考えると、なかなか転職の決意もつかない」(32歳女性)

仕事の「内容」よりも「働き方」を重視したいという思いがどのくらい強いのか、ライフとワークのバランスをどこまで求めるのか、両立に不安があるのはどの部分なのか、具体的にはっきりさせましょう。また、転職で重要視されるのは資格ではありません。まずは、今までのキャリアの棚卸しをしましょう。35歳を過ぎると転職も難しくなってきます。ずるずると先延ばしをしているうちに、転職の機会を逃してしまったとならないよう、今の仕事を続けながら、転職活動や転職市場の情報収集を行い、転職した場合と今の会社に残ると決めた場合のリスクを考えてみることをお勧めします。

(参考:20代で転職する?しない?(基本編)キャリアアップを考えるあなたへのアドバイス

また、「将来が見えなくなった。ロールモデルとなる人物を見つけることができず、自分はどうしたいのかも分からなくなった」(36歳女性)といったライフステージに合わせた仕事の選択に悩む方が多いようです。

社内に完璧なロールモデルがいなくても、社外の女性の先輩や友人などたくさんの人に出会って、憧れるところやすごいなと思う部分を取り入れ、自分の理想とする働く姿を描いてみましょう。

(参考:完璧なロールモデルはいない。関わる人達から素敵なカケラを集めよう〜販売女子の未来の見つけ方〜

 

仕事の悩みを解決するにはどうしている?

仕事の悩みは、どのように解決しましたか? ※複数回答可

仕事の悩みを解決する方法を聞いたところ、「悩みを解決できていない」と回答する方が47%と半数近くを占めました。次いで「相談をする」(40%)、「自分と向き合う」(32%)が続きました。

 

仕事の悩みは誰に相談する?

仕事の悩みを相談する方に伺います。誰に相談しますか? ※複数回答可

友人もしくは、家族に相談する

仕事の悩みを相談すると回答した方に聞いた、仕事の悩みを相談する相手としてもっとも多かった回答は「友人」(62%)で過半数を占めましたが、一番のメリットは話しやすいという点でしょう。転職経験のある友人であれば、リアルな本音の部分の話や転職活動をする上で気を付けた方が良いことなど、経験談も参考になります。

次いで同率で「パートナー」「親」(36%)が続きました。プライベートの事情もわかっているパートナーや家族も相談しやすく、あなたのことを親身になって考えてくれるというメリットがあります。仕事によってライフスタイルが変わる場合など事前に家族の理解と了承を必要とする場合もあるでしょう。

ただ、どちらとも具体的な解決策には至らず、「話をして気持ちがすっきりした」で終わることも多いようです。

社内の同僚・先輩・上司

会社や業界の状況、職場の環境、仕事の内容や能力が一番よくわかっていて、似たような悩みを現在もしくは過去に抱えていたことがあるなど、同じ会社の人だからこそ話せる適切なアドバイスもたくさんあるでしょう。ただし、どこかから、その話した内容が漏れるというリスクが大きいことは心に留めておきましょう。

仕事の悩みを他人に話すだけでなく、具体的な解決方法を求めて相談したいのであれば、キャリアや転職のプロに相談するのも一つの方法です。転職をすると決意した後だけでなく、転職をするかどうかモヤモヤと思い悩んでいるという状況での相談もおすすめです。

社内外のキャリアカウンセラー・キャリアコンサルタント

キャリアカウンセリングを通じて、自分の価値観や仕事観と向き合うことができます。具体的な行動のアドバイスを示されるのではなく、自ら選択して、前向きな行動につなげていけるようになります。何をどのようにしたら解決できるかわからない状態からでも、糸口をつかむことができる可能性も高いです。また、例えアドバイスをもらっても、行動に移すかどうかは自分でしっかりと考えましょう。

転職エージェント・人材紹介会社

具体的に転職活動を行う際の一つの方法です。 業界や職種ごとの市場価値や、自己 PRポイントやキャリアの強みを知ることができます。非公開求人に応募することができたり年収の交渉など面倒な手続きを引き受けてくれるというメリットもあります。

ただし、安易に転職を勧めてきたり、その条件では無理だからと聞く耳をもたず転職活動を諦めるよう説得するキャリアアドバイザー担当者には要注意です。

ハローワークの相談員

転職の際に仕事を探す方法の一つに「ハローワーク」がありますが、ハローワークの窓口でキャリアコンサルタントの相談員を依頼することができます。求人応募時に年齢制限があるか、過去の応募状況、どういう人材を求めているかなど、気になることを質問することもできます。それだけでなく、求人票に合わせて履歴書や職務経歴書の添削指導など無料で幅広く相談に応じてもらうことが可能です。デメリットといえば、ハローワークで求人を出している企業に限定されるという点でしょう。

 

適切な相手に相談して仕事の悩みを解消へ

女性に聞く「仕事の悩み」調査で、「悩みを解決できていない」と回答する方が47%と半数近くを占めたことに非常に驚きました。自分ひとりで抱え込んでしまわずに、愚痴を言ってスッキリしたいのか、問題解決へ向けてアドバイスが欲しいのか、適切な相談相手に相談できて、あなたの職場での悩みが少しでも改善され、充実したワークライフが送れることを願ってやみません。

(出典:女性に聞く「仕事の悩み」調査  仕事の悩みトップ3は「給与」「仕事内容」「今後のキャリア」。ー『エンウィメンズワーク』ユーザーアンケート集計結果ー

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