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2016年1月に開催された「元外資系人事コンサルタントが直々に指南!ワーママのためのキャリアの悩み解決スペシャルワークショップ」に参加しました。

これは東京ワーキングママ大学が2015年8月に開催して大好評だった講座の、第2弾として開催されたもの。今回はレベルアップ版ということで、先生と受講者が直接対話する白熱教室形式で進められました。

ワークショップの様子と、そこで学んだことをレポートします。

託児も完備。会場は満員御礼!

雪の予報がでていた1月の終わり。ママたちの熱気で?見事な晴天となり、都内の会場には子ども連れの参加者が続々と入ってきました。東京ワーキングママ大学は、ママ向けのビジネススクール。託児もしっかり完備されているので、安心してワークショップに参加することができます。

会場は満席。今回はワークショップ形式のため、みなさんグループに分かれて座ります。 講師の松本先生は人事のスペシャリスト。『「稼げる男」と「稼げない男」の習慣』がベストセラーで、日系・外資系企業の中堅から大手まで幅広く300社以上の人事を支援しておられます。今回、男女問わず5000人以上のリーダーと面談を通して感じたことをワーキングマザーの視点から話してくださいました。

ワークショップではまず、グループの中で個人が抱えている不安や悩みを共有します。

ワーママが抱える悩みは本当にさまざま。年齢やキャリアはもちろん、家族構成、住んでいる場所も異なるので、共有することで新しい気づきや共感を得ることができます。その後、それぞれの悩みに松本先生が丁寧に答えてくださいました。中でも今回、多かった悩みをいくつかご紹介します。

ワーキングマザーが陥りやすいワナ

1.時短勤務でモヤモヤ

ワーママのための制度も充実し、時短勤務ができる企業も増えてきました。ありがたいと思う反面、他の人より遅く出社する、早く退社することを引け目に感じているママは多いようです。

また時短勤務によって
・自分への評価が下がる
・復帰前と同じようなパフォーマンスが出せない
・今までと同じポジションにいられなくなり、モチベーションが下がる
などの悩みも出ています。

松本先生は「共通の敵は“おっさん”だ」と話します。
昔ながらの長時間労働や仕事のやり方を変えたくない、またそのやり方でなければ評価しないなど、時代は「時短」を求めているのに、働き方と「評価」が追い付いていないのが現状だと。

そこで、時短でも評価を上げるポイントを3つ教えていただきました。
1. 仕事を「早く」「速く」するノウハウを身につける
2. 子どもの発熱など、急な対応でも困らないために自分の「分身」をつくっておく
3. 成果の質×量ではなく「1時間あたりの生産性」を目標にし、評価対象にする

どうしても「周りの人に迷惑をかけたくない」と思ってしまうママですが、仕事のノウハウや上手に乗り切るコミュニケーション術などはキャリアやスキルにも直結することです。自分も働きやすくなってスキルアップもできて一石二鳥ですよね!

2.転職したいけど、勇気がでない

ワーママはとっても前向き。仕事と育児のバランスについて、どうなることが自分にとっても家族にとっても1番いいことなのかをつねに考えています。

だんなが転勤で・・・事務所が移転することになって・・・復帰前と同じ職場に戻れないから・・・など転職したい理由はさまざま。ですが、40歳だし、子どもも小さいし、残業できないしなど、転職したいけど自分は不利だからと悩んでいるママは大勢いました。

みなさんは、女性、特にワーキングマザーに向いている職種があるのをご存知でしょうか?
松本先生から、雇用サイトCareer Castの研究結果によって、専門分野や雇用、女性の進出度、将来性などの面から見た「女性も平等に働ける職種」を11種類紹介してくれました。

「11の職業」については、以下の記事で紹介しています。

もちろんその職種を目指すことも1つの選択肢ですが、人事の立場からいうとどんな職種でも「その会社に自分は何を提供できるのかが明確であれば、条件は関係ない」そうです。
ただし、ここで大切なことは自分で自分をアピールするのではなく、周りの人の言葉や今までの実績で証明すること。

女性であること、ママであることを勝手に不利だと思っていただけではないか?と、非常にいい気づきを得られた瞬間でした。

共通のキーワードは「持ち味=資質」

悩みはほかにもたくさん出ていましたが、それぞれに対する松本先生のアドバイスのほとんどに共通するキーワードがありました。

それは「自分がもっている持ち味・資質を知ること」です。

松本先生は「これを分かっていないワーママが本当に多い」と話しています。

それもそのはず。自分の“持ち味”は自分ではなく、周りの人が決めることだから。普段周囲の人が自分に対してどんな言動をしているか、そこに注目してみましょう。

・今の仕事で上司や先輩、同僚から普段お願いされていることは?
・家族や友達からよくお願いされることは?
・子どもの頃、先生や家族、友達からどんなことをいわれていた?

など、自分が何を求められているか?ということからヒントを得られるそうなので、ぜひ一度振り返ってみてはいかがですか?

最後に松本先生は、 「過去に自分がやってきたことからしか物事を考えることはできません。自分らしく、やりがいがあり、評価されるには、やりたい仕事ではなく、向いている仕事を選んで下さい。求められる人になって下さい。」と、力強いメッセージをいただきました。

他の参加者の方も「超実践的なお話にとんでいて楽しかったです!」「明日から具体的に行動できそう」など、大満足の様子でした。

子どもがいるからこそ、限られた時間だからこそ頑張れる。ワーキングマザーの最大の強みを活かしていきたい、活かしていけそう!と思えたことは、私にとっても非常に意義のあるワークショップでした。

スタッフの皆さん

松本先生と東京ワーキングママ大学 代表理事の大洲さん