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日本でも在宅勤務制度を導入する会社が増えているものの、育児や介護などの理由がある社員限定、というケースが少なくありません。でも、リモートワークを始めとする「柔軟な働き方」を求めているのはワーキングマザー・ファザーに限らない――、そんな調査結果が発表されました。

 

 

「柔軟な働き方」はクオリティ・オブ・ライフと健康のためになる

iStock.com/Dragan Grkic

柔軟な働き方ができる企業に特化したアメリカの求人情報サイト『フレックスジョブズ(Flexjobs)』は、働く人たちを対象に毎年大規模な調査を行っています。この8月に、5,500人以上からの回答を得た2017年の調査結果が発表されました。

回答者の過半数(62%)は、「柔軟な働き方」ができないことを理由に退職したか、退職を検討したことがあるそうです。

「柔軟な働き方」はなぜ大切なのか? 色々な理由がありますが、多くの人が挙げるのが、生活と健康への影響です。回答者の45%は「柔軟な働き方」がクオリティ・オブ・ライフ(生活の質)を「大きく改善」する、52%は「良い影響」があると答えています。また、78%が「柔軟な働き方」によってより健康になれる、86%がストレスが軽減すると答えています。

 

リモートワークの人気が高い理由

iStock.com/Astarot

「柔軟な働き方」を実現する方法は色々ありますが、最も人気があるのは、リモートワークで、回答者の60%がそれを望んでいるとのことです。

その理由のひとつには、通勤にかかる時間やストレスがあるのかもしれません。というのも、回答者の71%は、通勤に往復で1時間半以上をかけていると答えているからです。

リモートワークが人気であるもう一つの理由は、オフィスで働くよりも仕事がはかどると考えられているからです。自宅とオフィスでどちらが生産性が高まるか? という質問の回答は以下の通りです。

・自宅(66%)
・ほぼ変わらない(32%)
・オフィス(2%)

回答者が「柔軟な働き方」を求める人達に偏っているという点を考慮しても、オフィスの方が生産的、と考える人が2%しかいないのは驚きです。

リモートワークの方が生産的であると考える理由としては、以下のようなものが挙げられています。

・同僚からの邪魔が少ない(76%)
・気が散りにくい(76%)
・通勤のストレスが減る(70%)
・社内政治を最小限にできる(69%)
・騒音が少なくて静か(62%)
・より快適な服装ができる(54%)
・自分好みの仕事環境(51%)
・会議の頻度が減る(46%)
・会議がより効率的になる(31%)

 

「柔軟な働き方」を求めるのはワーキングマザー・ファザーだけではない

iStock.com/MilanMarkovic

上に挙げた結果から、社内の人間関係や服装など、余計なことにエネルギーを使わずに集中できるというリモートワークの利点が評価されていることが分かります。

日本では、在宅勤務は育児や介護との両立に有効であるという点が強調されることが多いですが、「生産性高く仕事をするための選択肢」としても、もっと注目されてもよいのではないかと感じます。

事実、この調査では「柔軟な働き方」を望む人の40%は、子どもがいない人たちです。そして、一部の回答者は「柔軟な働き方」を手に入れるためには休暇や退職金などの福利厚生を多少諦めても良いと考えていますが、43%はそのような必要はないと回答しています。また、72%の回答者が「柔軟な働き方」をすることでキャリアアップに不利になることはないとも答えています。つまり、「柔軟な働き方」は何かと引き換えに交渉して得るような特別なものではなく、ごく普通に与えられるべきものだと考える人も増えているようです。

出典:

・2017 Annual Survey Finds Workers Are More Productive at Home, And More

・15 Surprising Findings About People Interested in Flexible Work

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