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あなたは昨夜、どんなシチュエーションでごはんを食べましたか?

あわてて職場を飛び出して、献立を考えながらスーパーに立ち寄り、帰ったら洗濯物を取り込んで、子どもに宿題やりなさい!と声をかけて…。ああそういえば、何を食べたか思い出せない…、という方もいらっしゃるのでは?

私もそうですが、子どもが生まれてから、家事や自分の時間をゆっくり楽しむ余裕がずいぶん減ってしまいました。ご飯を食べている時は、もう次のご飯の用意を考えなければならない、といった感じです。専業主婦だったらなあ、と思うこともあります。それでも私が働き続けているのはなぜか?  個人的な思いですが、その理由を紹介したいと思います。

専業主婦と兼業主婦、やっぱり違うお財布事情

iStock.com/itotoyu

外で働いている主婦が専業主婦と大きく違うこと、それはやはり、自分に収入があるという点です。

もし収入が途絶えたら

もともと夫(妻)にしか収入がない家庭だと、収入を得ていた方がリストラになったり、病気・けがで働けなくなったりした時、貯金を切り崩したり、家や車などを処分したり、場合によっては生命保険を解約したりと、色々なものを手放し、諦めなければなりません。

自分のためのお金がある!!

また、働いていると自分の貯蓄ができる、というのも魅力です。お小遣いやへそくりをコツコツ貯めるところから、財形貯蓄などの資産運用に回せるレベルまで、程度に差はあれ、自分のために自由に使えるお金があるというのは、働いている主婦の特権ですね。

無駄遣いが減る!?

私自身の話ですが、結婚してすぐと産休・育休中、仕事を離れる時期が2回ありました。どちらにも共通したのが、「無駄遣い」です。仕事をしない、収入がない時期なのだから節約しそうなものですが…。

それは無駄に時間ができてしまったことに問題があったようです。暇つぶしに街中をぶらぶらしていると、一休みでコーヒーショップに寄ったり、雑貨屋さんで見るだけのつもりがいつの間にか買ってしまっていたり。適度に忙しければ、そんな隙はなかったのです。

そして意外にも、仕事を離れていると、金銭感覚がルーズになりがちです。いつかまた働けるだろうし…と、少し自分を甘やかしていたようです。

仕事に戻ってからは、無駄遣いがぐっと減りました。時間的な隙がなくなりましたし、給与明細を見てキュッと気持ちが引き締まったからでしょうね。

専業主婦は結構孤独

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「孤育て」って聞いたことありますか?

専業主婦が出産後、社会とのつながりが持てなくなり、一人ぼっちで子育てをする状況を「孤育て(孤独な子育て)」と呼ぶそうです。

私自身も、マンション住まいで近所づきあいが無く、実家も遠いので、産休・育休中は孤独を感じる瞬間が多々ありました。子どもを預けて職場復帰できるようになるまで、半分引きこもりみたいになってしまうのかなあ…と不安に思いました。

 

「たまには職場においでよ!」と呼び出され

しかし、職場から書類の提出や状況の報告を求められることがあり、そのたびに必ず付け加えられた一言が、「たまには職場に顔見せにおいでよ!」です。そのおかげで職場の先輩ママさんと繋がりを持つことができ、社会との接点を無くさずにすみました。同僚からの「顔見せにおいでよ」は半ば強引なお誘いでしたが、その方は私の孤独さに気付いていたのかもしれませんね。

一緒の時間が数倍嬉しい!

復職するにあたり、母から「自分の子どもを他人に預けてまで働きたいの?」と聞かれたことがあります。ここまで辛辣な言い方をされないまでも、我が子に寂しい思いをさせてまで、働く意味ってあるのかしら? と悩んでいる方、いるのではないでしょうか?

ママが働くこと、私は大いに賛成です。孤独のストレスを抱えて子どもと家に引きこもるより、一緒にいられない時間もあるけれど、一緒のときはいっぱい触れ合って笑いあえる方が、幸せだと思いませんか? 離れるときは寂しくて大泣き、また会ったときは嬉しくてニッコニコ。子どもがそんな表情を見せてくれていれば、ママ合格ですよね。

「家事は妻の仕事」「組織の中心は男」という常識にとらわれていませんか?

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お互いの大変さが理解しやすい共働き夫婦

共働きでも、家事の主力は妻、という家庭は多いと思います。でも、どうしてもごはんが作れずお弁当になってしまったり、見えるところしか掃除ができなかったり、ということもあるでしょう。

そんな時、夫に家事を「やった経験」と「できなかった経験」の両方があれば、妻を責めることはないでしょう。「やった経験」は言うまでもなく家事の苦労を知ることです。「できなかった経験」で、できない時に妻がどれだけ申し訳なく思い、自分を責めてしまうかを理解することができます。

両方を知っていれば、自分と同じように責任を持って仕事に向き合っている妻を一方的に責めたりしません。

専業主婦でも兼業主婦でも、毎日の家事や育児をひとりで一手に担うのは大変です。一緒に生活をする以上、夫にも分担してもらいたいですよね。

夫が家事をの大変さを理解できるか、実際に家事をできるかは、本人のそれまでの経験によるところも大きいでしょう。でも、どちらかというと共働き夫婦の方が、家事・育児分担に対する夫の心の準備ができていることが多いのではないでしょうか。

そして妻も、外で働く経験を持つことで、仕事を抱えて家族と向き合う大変さを知ることができます。

共働き夫婦は、仕事と家庭、ふたつの顔を持つお互いの立場を理解し、助け合う気持を持ちやすい、という利点があると思うのです。

「ありがとう」がいっぱい!

私は以前、夫がゴミ出しに行ってくれると「ごめんね」と言っていた時期がありました。家事は妻がやらなきゃいけない、と思い込んでいた頃です。けれど夫に「ごめんなんて言われることじゃないよ?」と不思議そうな顔をされました。

こういう時は是非、「ありがとう」と言ってみましょう。ありがとうは、「(わかってくれて)ありがとう」です。純粋に感謝の言葉です。

お互いにフォローし合う共働きなら、夫が妻に、妻が夫にねぎらいの言葉をかける場面がたくさん出てきます。マイナスを取り消してほしい気持ちでごめんねを言うより、「嬉しい!」の気持ちを込めてありがとうを使ってみてはいかがでしょうか?

今では私も「重かったでしょう、ありがとう!」と言えるようになりました。

働いていることに誇りをもって!

私は以前、「家のことができて初めて外で働ける」と考えていました。でも、そんな私の価値感を180度変えたできごとがありました。

日本の多くの企業は、まだまだ男性優位で、お客様と接する「窓口」社員は女性の方が断然多いのに、管理職となるとほぼ男性だったりしますよね。

でも、私が勤める職場には、珍しく夫婦で同じ管理職に就いている方がいます。私のパソコンに奥様の方から業務メールが届くのですが、その送信時刻が夜10時を過ぎていることもあります。

その方との雑談の中で、私は何気なく「帰りが遅いと大変ですよね」と口にしたことがあります。すると「全然平気! ご飯作るのは私の分担じゃないから!」と、ニコッと笑いながら答えてくれたんです。

「働いてるんだから、あなたも全部やろうとしちゃだめよ! 旦那さんだって、お腹が空けば自分でごはん炊くんだから!」

正社員ではない私を、ちゃんと「働いている」と認めてくれたことがとてもうれしかった。そして、「働く」ことに対する意識がとても高まった瞬間でした。

アルバイトでもパートでも、正社員の管理職でも、働くということは責任重大です。1円でもお給料をいただくということは、会社があなたに期待をしているということにほかなりません。あなたが家庭の主婦だったとしても、会社ではひとりの従業員です。ご主人と同じように、あなたも働くことに誇りを持っていいのです。

同じテーブルを囲んでいるのだから

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昨夜何を食べたか覚えていなくても、夫や子どもたちと一緒のテーブルでごはんを食べたことは、覚えていますよね? 忙しくて大変だけど、その分充実した時間がもてるし、夫婦が互いに思いやれる。そう考えればがんばれます。

「養われている」という感覚から抜け出して、同じ目線でおしゃべりをしながらの晩ごはんにしませんか? さあ、ごはんが炊けましたよ!

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