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遠距離恋愛のパートナーがいる人たちに、うれしい応援制度が誕生しました。
株式会社リードが導入している「そばにいるね」とは、遠い国に離れた恋人と会うためのワーケーション制度です。

仕事が忙しくて、大切な人に会いにいけない……そんなつらい状況に一筋の光が差し込む、ライフワークバランスを支える制度です。この制度を使って実際にワーケーションを取得、彼女と楽しい時間を過ごしたJeffさんの事例をご紹介します。

ワーケーションとは?

旅行先で業務を行うとそれがリモートワーク勤務とみなされる「ワーケーション」。ワーケーションは、「ワーク」+「バケーション」から作られた言葉です。具体的には、旅先のコワーキングスペースを利用したり、ホテルの部屋でパソコンに向かったりという方法で、通常の決まった勤務時間内に業務を行います。そして週末や夜の時間帯は、普通の旅行と同じく自由にバカンスを楽しむことができるのです。


日本では2017年7月に日本航空(JAL)で制度が実施されて注目を浴び、まだまだ目新しい印象のあるワーケーション。日本マイクロソフトでも制度が導入されているほか、観光地やサテライトオフィスを抱える和歌山県が企業への普及を呼びかけています。

遠距離恋愛支援リモートワーク制度「そばにいるね」

新しい働き方のひとつであるワーケーションですが、さらに一歩進んだ制度が登場しました。その名も、「そばにいるね」。これは遠距離恋愛中の社員を会社が応援してくれるという、画期的なワーケーション制度だそうです。この制度を新設したのは、マッチング事業・広告戦略コンサルティングなどを行っている株式会社リードです。


「そばにいるね」の制度の詳細は、
①飛行機のチケット代を会社が負担(ただし上限5万円まで)
②制度の使用は年に1回、期間は最長1週間
③旅先でリモートワークを行うこと
④「そばにいるね」と有給休暇を併用することができる
⑤事前の計画書とワーケーション取得後の報告書を提出する必要がある


となっているそう。チケット代を会社が負担してくれる上に、有給休暇と併せて使うことができるというのは、ワーケーションを体験してみたい社員にとってうれしい試みなのでは?


他社にはない、社員のモチベーション向上、生産性向上が期待できる「ワ―ケーション」制度として注目されています。

テイクオフ前からワクワク!

遠距離恋愛応援ワーケーション「そばにいるね」を実際に取得して、彼女に会いに行ったというのは、グローバルマッチング事業部でマーケティングを担当するJeffさん。Jeffさんは仕事で日本に、交際中の彼女は大学に通うため台湾にと、離れ離れで暮らすふたり。通常であれば年に2回ほどしか会うチャンスがないのだそうです。仕事も学業ももちろん大事ですが、会いたくてもなかなか会うことができない状況は、恋愛中のふたりにとってつらく寂しいことも多いでしょう。そんな遠距離恋愛のふたりに、「そばにいるね」が朗報となりました。ふたりは、実に半年ぶりに会うことができたそうです。


Jeffさんが勤める株式会社リードでは、国を超えた交流や出会いを叶えるグローバルマッチングアプリ「enicee」を提供しています。遠距離恋愛になるケースの多いユーザーをサポートしている会社なのだから、社員の恋愛も同じように応援しなくては……。そんな思いから「そばにいるね」の制度が生まれたそうです。

ワークライフバランスを考えた時に、社員にとって恋愛も大事な人生の一要素。「社員の幸せな恋愛が、ひいては大勢のユーザーの幸せな恋愛に結びつく」という考え方には、説得力があります。

プライベートの中にリモートワークがある風景

ビデオ会議で逐一コミュニケーションを

ベランダでリラックスして働いてみたw

Jeffさんは彼女と過ごした台湾での8日間に、パソコンを駆使してビデオ会議や動画撮影、記事作成などの業務をこなしました。
その一方で、少しの時間も惜しんで彼女と過ごし、彼女の家族に会ったり、ふたりでワールドカップ観戦や麻雀を楽しんだりと、バケーションも満喫できたようです。

<Jeffさんのワーケーション スケジュール>

1日目:(飛行機で東京→高雄) / 彼女の家族と食事
2日目:動画撮影、翻訳対応 / ネイルサロン同行、彼女の親戚と食事
3日目:P/L計算、広告作成  / ヘアサロン同行、映画館
4日目:インターン募集対応 / カフェ、彼女のお爺さんに訪問
5日目:イベント集客、報告 / 豪雨でずっと家でお仕事
6日目:記事作成、電話会議 / (台湾新幹線で高雄→台北) W杯観戦、麻雀
7日目:インターン募集対応 / お店で買ったチキン丸揚げが超絶美味い件
8日目:(飛行機で高雄→東京)

また、リモートワークを行って彼女のそばで自分の仕事ぶりを見てもらえたことも、Jeffさんにとって予想外のメリットになったのだとか。
普段は毎日チャットでコミュニケーションを取っているそうですが、仕事の話を簡単に説明していても、Jeffさんが実際にどんな仕事をして、どんな風に忙しいのかまでは伝えることができません。
今回、仕事に取り組む様子をそばで見てもらう機会にもなり、「こんな風に働いているんだ」と彼女に理解してもらえたのでは?とJeffさんは感じているそうです。

全ての社員が働きやすい環境を実現するための新しい働き方を目指す先は?

「そばにいるね」のように、ワーケーションを単なる旅行ではなく、誰か大切な人と過ごすことを目的にすると、制度としての可能性はさらに広がるかもしれません。


ワーケーションの取得で、Jeffさんたちのように遠距離のカップルや単身赴任の家族、遠方の親族になかなか会えない人など、様々なケースでパートナーや家族との心豊かな時間を持つことが可能になるからです。そして、プライベートが充実すれば社員のモチベーション向上につながり、会社や社会全体にとっても大きなメリットになって還元されるのではないでしょうか。

ワークライフバランスが見直される時代にあって、社員の一人ひとりが働きながら個人としても充実した生活を送ることができるよう、ワーケーションの導入が広がってほしいものです。