2017年9月12日 更新

わたしの仕事、AIやロボットに奪われますか?診断サービス体験レポート

無料で簡単に診断できるウェブサイトを2つ試してみました

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iStock.com/JIRAROJ PRADITCHAROENKUL

「AI」は、最近よく聞く言葉ですね。人工知能とも呼ばれ、人間のような知能を備えたコンピューターは、仕事や家事などあらゆるシーンで生活を便利にしています。

その反面、「自分の仕事がAIの発達によってなくなるのでは?」と感じている人もいるでしょう。今回は「AIによって自分の仕事がなくなるのか?」をwebウェブで簡単に診断してくれるwebできるサービスを利用し、改めて自分の仕事について考えてみました。

 

 

働く主婦にとってAIとは?

しゅふJOB総研が『AIの発達の影響』をテーマにした働く主婦層へのにアンケート調査を行ったところによると、「AI 」という言葉を知っていたのは96.4%で、ほとんどの人がAIを認知していることがわかります。

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次に、AIの発達が仕事環境に与える影響として、「仕事がしやすくなる」と答えた人は51.5%、「就職先が減る」は43.3%でした。働く主婦層はAIの発達によって仕事がやりやすくなる反面と同時に、仕事を奪われるリスクもを感じているようです。

逆に「大した変化は起きない」と回答した人は6.5%、「わからない」や「その他」を含めても2割に満たず、実に8割以上の働く主婦層がしかおらず、働く主婦にも何らかの影響があると捉えています。

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果たして、自分の仕事はAIによってどうなるのか?

今回は2種類のウェブサービスを使って、実際に診断してみました。

 

1.「わたしの仕事、ロボットに奪われますか?」

衝撃的なタイトルの診断サイト。これは日本経済新聞と英フィナンシャル・タイムズが共同で作成したもので、どんな職業や業務がロボットに置き換わるのかを簡単に調べられる診断サービスです。

わたしの仕事、ロボットに奪われますか?:日本経済新聞

わたしの仕事、ロボットに奪われますか?:日本経済新聞
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業種を選択すると、細かい職業選択画面が出てきます。2項目をチェックするだけの簡単な診断です。私は普段フリーライターとして働いていますが、残念ながら該当するものが見当たりませんでした。文章作成を指導するなど講師の仕事もしているので、そちらで調べてみたところ、結果はロボットに代替される率が21.6%でした。思ったよりも低く驚きです。以前、別の教育関係の仕事をしていたこともあるので、そちらでも試してみましたが、似たような結果でした。人に直接指導・教育する教育職は総じて確率が低いようでした。

さらに他の職業についても調べてみました。私の自宅前にはレストランがあり、パートの方がたくさん働いているので、試しに調べてみると飲食サービス従事者はなんと72.2%という高い確率が出ました。確かに注文や会計も自動でできる場所が多いですし、調理や料理の提供もロボットがしてくれるようになれば、仕事は大幅に減るかもしれません。

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2.「未来予想ご当地キャラ AIすだちくん」

次に試してみたのは、アンケートデータを人工知能に学習させ、いくつかの質問から体験者の現在の職業を当てるサービス。人工知能が普及した時代で生き残る確率を「仕事生存率」として診断できます。メインキャラクターの「AIすだちくん」は、開発した研究所の所在地である徳島県の人気ご当地キャラ「すだちくん」がモチーフだそうです。このサービスでは2045年は人工知能が人間の能力を上回る節目の年、と位置付けています。

未来予想ご当地キャラ AIすだちくん powered by ワークス徳島人工知能NLP研究所

未来予想ご当地キャラ AIすだちくん powered by ワークス徳島人工知能NLP研究所

質問の通りに進んでいくと、自動的に答えに導いてくれます。もし答えが外れていた場合でも、最後に自分の仕事を選択する項目があるので安心です。

素直に回答すると「編集・制作」という仕事にたどり着きました。文章を書いている仕事なので、当たらずとも遠からずと言ったところでしょうか。仕事生存率は90%と非常に高い結果が出ました。「講師・インストラクター」という項目もあったのでチェックしてみたところ、結果は同じく90%でした。

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ちなみに先ほど「わたしの仕事、ロボットに奪われますか?」で調べた接客の仕事もチェックしてみると、生存率はなんとたったの20%でした。様々な仕事が自動でできるようになればなるほど、より人の手がかからなくなるのでしょう。

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AIと共生する未来の、自分のキャリアについて改めて考える

今年、「NHK夏休み子ども科学電話相談」にて「人間はAIにいつか負けるとテレビで聞くけど本当ですか?」という少年からの質問がありました。その質問に「ロビ」や「RoBoHoN」などを手掛けたことで有名なロボットクリエイター、高橋智隆さんは「もう、いろんなことで人間は機械に負けています。かけっこや計算で人間はもう機械に負けています。でもかけっこで人間が自転車に負けても不幸になってないですよね?」と答えています。

さらに続けて「AIに負けるのが怖い。自分が大人になったときに仕事がなくなってしまうのが怖い」という少年に対し、高橋さんは「新しい仕事も生まれるし、人間とAIが助け合う社会にすればいい」と答えています。

これからの未来は、働き手の減少や技術の発達により、ますますAIと人間が共生していく社会になっていきます。仕事の仕方やライフスタイルが変わっていく中で、AIをどう使いこなし、仕事や生活に生かすかは自分次第です。AIは決して怖いものでも、人間の生活を脅かすものでもありません。こうした診断ツールを利用して、自分のこれからのキャリアや仕事の仕方について、改めて考えるきっかけにしてみるのも良いかもしれません。

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