2017年10月13日 更新

ママにメリットの多い在宅ワーク。必要なスキルとリアルな経験談を聞いてきました!

在宅ワークが主のフリーランスのくらしと仕事、会社員時代とはどう変わった?

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主婦のための求人応援サイト「ママワークス」では、在宅ワークを始めたいかた向けに定期的にセミナーやワークショップを開催しています。特に現役在宅ワーカーを交えての座談会は、働いているかたのリアルな声が聞こえるということで好評です。

「働くママの頭と心を整える 自分発見ワークショップ」をテーマに開催された9月28日のイベントの様子を、「Help You!」のバーチャルアシスタントとして在宅で仕事をするM.Hがレポートします!

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忙しいママにこそ在宅ワークのメリットがある

まずは、在宅ワークのメリットについての紹介がありました。

在宅ワークのメリットはズバリ「時間と場所にとらわれない」ことです。小さい子どもをかかえながらお仕事をするのはなかなか難しいのが現実。子どもを預けるための保育園が不足していることも問題としてあがりますが、何より仕事に割ける時間が圧倒的に少なくなることが、育児と仕事の両立を難しくさせています。

例えば、外でお勤めをするにはその準備の時間が多くかかります。子どもの着替え、お出かけ準備、お弁当作り、送り迎え。それに加えて、通常の家事、自分の身支度、通勤時間もあり、働ける時間は極端に少なくなります。通勤時間もなく、自分の隙間時間でもできる在宅ワークは、お子さんがいるママにこそ、大きなメリットがあるのです。

 

在宅ワークをするために大事な2つのスキル

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次に説明があったのは、在宅ワークに必要なスキルについて。

Word、Excelなどの基本的なオフィススキルやITリテラシーについても紹介されていましたが、私の経験上、下記の2つは在宅ワークに欠かすことのできないスキルだと思います。

1.コミュニケーション能力

在宅ワークは対面で相手の顔が見えません。テキストのやりとりだけで相手の意図を理解する必要があります。そのため、メールやチャットのコミュニケーションには細心の注意を払わなくてはいけません。

・誤解を与えるような文章は送らない

・意味が何通りにもとれるような文章は送らない

・誰が見ても分かりやすい報告をする

・相手が判断しやすい相談の仕方をする

などの文章の書きかたが重要になってきます。

2.セルフマネージメント能力

在宅ワークでは、時間管理やスケジュール管理を自分自身でやらなくてはいけません。デスクの横で声をかけてくれる同僚や上司はいません。自分が責任をもって業務を完遂させる意識が大切です。また、自分のスキルとキャパシティーを把握し、無理をせず仕事を引き受ける判断能力も必要です。

 

ワーク1)自分の時間を可視化してみよう

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ワークショップでは、まずは仕事に使える自分の時間を可視化するという作業を行いました。在宅ワークをお願いする企業側も、同じスキルの人なら多く働ける人にお願いしたいと考えます。なので、自分の時間を可視化し、働ける時間はどこで確保できそうなのかを把握しておくことが大切です。

在宅ワーク経験者からは、

・小さい子どもがいるとまとまった時間を確保するのは難しいので隙間時間を活用している

・お菓子をあげたり、動画をみせたりしながら時間を作っている

・子どもが寝ている時間を有効活用している

などの意見があがりました。

 

ワーク2)ブレない軸を作ろう

次に、以下のワークを通じて、自分の価値観、強み、働く目的の3つを明確にする自己分析を行いました。

1)自分の価値観を明確にする

たくさんの言葉(挑戦、自由、クリエイティブ、達成感、喜びなど)のリストの中から惹かれる言葉を10個選び、さらに特に惹かれる言葉のトップ5を決める。

2)自分の強みを明確にする

過去、達成感を得た体験を思い出し、それは自分のどんなスキルや才能がもたらしたのかを考える。

3)ブレない自分を手に入れ働く目的を明確にする

自分は今、何が楽しいと感じるのか、人生はどうありたいのか、自分の本当にやりたいことは何かを考える。そして自分の望む人生のために、早速明日からやってみようと思ったことを文章にして決意表明をする。

この3つが明確になると、自分のブレない軸ができ、一人で仕事を進めていくことの多い在宅ワークでも、モチベーションを保って働くことができます。

私も一緒にワークをやってみました。時間を可視化する作業の結果がこちら。

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外で働いている場合は、まずは仕事と通勤時間の時間をまずグラフに書き込み、余った時間をその他の家事や家族の時間に充てる場合が多いでしょう。でも、在宅ワークで仕事に使える時間を考える場合、家事や家族との時間などをまずは確保し、余った時間が仕事に使える時間ということになります。家事や家族との時間を優先して考えられるという、在宅ワークの大きなメリットを感じました。

また、自己分析のワークでは、2つの発見がありました。

1つは、自分の強みを活かせそうな仕事は、自分が楽しんでできそうな仕事ということ。今までに達成感を得られ、嬉しかった体験から自分の強みを洗い出したので、当然の結果なのですが、私にとって良い発見でした。

もう1つは、ぼんやりとしていた自分の価値観と人生でどうありたいかが明確となりました。そして、その理想を叶えるために、私にとって在宅ワークは必要ということを改めて感じることができました。

 

「きちんと食事ができる時間を持ちたい」オーバーワークの経験からフリーランスへ

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ここからは、「Help You!」でバーチャルアシスタントをしている貫井愛華さんとの座談会の様子をレポート。

Q.以前はどのような働き方をされていましたか?

以前は、大手エステサロンや個人サロンなど美容系のお仕事を10年、外資系企業の営業を3年していました。平日も休日も常に仕事に追われていて、売上について頭を悩ませていました。また、就業時間よりも早く出社し、残業することもしばしば。休み時間がなく、家には寝るためだけに帰る生活だったのを覚えています。お昼休憩はフィンガーフード中心で、片手で食べながら仕事していたので、食生活も乱れていました。

外資系企業だった前職の会社が日本を撤退したのをきっかけに、自分自身の働き方を見直してみました。そして、会社に求めたいことを次の3つに決めました。

・食事をしっかり取れる

・自分のペースで働く

・人に振り回されないで働く

この条件で働ける企業や環境はあまりなく、結果としてフリーランスとして働こうと思い、在宅ワークに切り替えました。

Q.フリーランスとして独り立ちする際に不安はありませんでしたか?

正直、大きな不安がありました。実際、当初は思ったとおりの収入が得られない一方で、仕事をしている時間がどんどん長くなり、「こんなことなら普通に就職したほうが良かったのに」と思うことも多々ありました。また、収入を安定させようとすればするほど、オーバーワークに陥り、業務の効率化は進みません。「あれ?なんで在宅にしたんだっけ」と思うことの連続でした。ただ、石の上にも3年という格言もあるように、やれる所から効率化を進めたところ、現在はようやく自分の理想とする形に近づいてきています。

Q.在宅ワークに切り替えて良かったことは?

3点あります。

1.家族や友人との交流の時間が増えた

以前は仕事優先で、休日も仕事をしていたので、友人ともろくに会っていませんでした。また家族との連絡も忙しさを理由におろそかになっていました。在宅に切り替えてからは、連絡もしっかりとれていますし、予定も自由なので、仕事以外の人と会う時間が増えたように感じます。

2.毎日生活するにあたって、パワーの源は食事

以前の会社員の際は、朝は菓子パン、昼はサンドウィッチ、夜はコンビニの総菜もしくは食べない生活だったので、体調を崩すこともしばしばありました。しかし、今では3食しっかり食事の時間を確保して、できたてのものを食べられているので、仕事もやる気がでますし、体調もとってもいいです。

仕事以外の時間をほとんど持てず、睡眠や食事の時間さえ緊縮して働いていたことを考えると、それだけでも大きな価値を感じています。

3.在宅ワーク(フリーランス)では、新しいことに多く挑戦できるのも、魅力

自分が今までやったことがなかった業務にも意欲的に挑戦する環境があり、新たな発見や興味に気づくことができました。好奇心を常に刺激されるので、毎日楽しく過ごしています。

Q.普段はどのくらいの時間お仕事していますか?

私が実際に稼働しているのは8時間ほどです。

仕事は、朝の4時スタート。朝起きてから3時間は脳が良く働くので、分析などの仕事やライティングの仕事をその時間にあてています。そして7時~9時までは、朝食をゆっくり食べて家事をおこない、その後、13時までまた仕事に戻ります。13時からは昼食を食べ、食休みをしてから散歩や買い物へ。

17時ごろ以降からは、1時間をめどにMTGや単純な業務に当てて、8時間の業務終了。また、平日19時以降、土日と祝日は、なるべく仕事を入れないように過ごしています。それ以上動く日はありますが、平日は10時間、休日は8時間を超えて働かないよう気をつけています。

Q.今後、在宅ワークに切り替えたいと思っているかたへ

少し乱暴な言い方かもしれませんが、在籍するだけでお給料が発生する会社員と違って、フリーランスは実務に使った時間、あるいは仕事それぞれの納品がすんではじめて、報酬が生まれます。そのため、はじめは不安に思うでしょう。また待っているだけでは、仕事が降ってもきません。

その分、自分が動き出せば、その分新しい出会いや新しい仕事がありますし、新しい分野にも挑戦できます。さらに、自分の新しい可能性にも気づくことができます。会社と家を往復して過ぎていた毎日が、自分次第でこんなにも楽しく、また充実するとは思わなかったです。

また、働く時間も自分の思うようにコントロールできるので、私生活も豊かになった気がします。私にとって、それは収入の安定と引き換えてもなお大切なことでした。もちろん収入は必要ですが、そればかりに気を取られ、ひたすらに働いてただ歳をとっていくのではなく、ほどほどの収入を確保しつつ、自分のペースで生きていくことができます。通勤でただの流れ行く景色だった風景も、落ち着いた心で眺めると、子どもの頃に感じたような、空気の匂いや四季の移り変わりを再び感じることができます。

人生には勝ち組と負け組がいるといわれます。収入の面において、また、社会的な立場において、このような働き方は決して勝ち組ではないかもしれません。しかし、「おとな」になるために失ったものを取り戻すなら、フリーランスは最高の選択となりえます。自分の人生を、自分の力で生きていく。私は、そこで勝ち組になりたい。他の人に動かされる人生から、自分で動く人生。そこに私は、本当の挑戦と価値があるように思えてならないのです。

必要なのは、思い切りです。厳しい時も、辛い時も、苦しい時もあります。その時は、今のあなたの気持ちを思い出してください。誰にも雇われず、フリーランスで働くのは、決して楽な人生ではありません。でも、仕事だけじゃなく、人生を楽しむことができるはずです。

 

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