2016年8月15日 更新

子どもが好きだから伝えたい 元保育士・金川さんがPAPAMOから発信する子育ての楽しさ

親戚のおうちのようなあそび場「PAPAMO」でキッズスタッフを務める金川宏美さん。保育園で10年働いてきた金川さんに、PAPAMOの楽しさやそこで目指す子育て支援、保育士の仕事について思うことなどを語ってもらいました。

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PAPAMOはスタッフの自宅や空き部屋などを使い、子どもたちに楽しい遊びの経験を、お父さんやお母さんには自由に過ごせる空間と時間を提供するサービス。「親戚のおうちのようなあそび場」をコンセプトに、2016年6月から関東近郊で開催されています。

そのPAPAMOでキッズスタッフ・リーダーとして働く金川さんは、この春まで10年間保育園で働いてきたベテラン保育士さん。
なぜ今、新しい場での仕事をスタートさせたのか、保育士と二人のお子さんを持つ母親と、両方の視点から、その思いをお聞きしました。

8月1日に神奈川県川崎市の新丸子で開催されたPAPAMOにて

8月1日に神奈川県川崎市の新丸子で開催されたPAPAMOにて

子育てのやり方が分からないお母さん達に「子育てって楽しいんだよ!」と伝えたい

金川さんは、PAPAMOでどういった活動をしていこうとお考えですか?

PAPAMOの良さというのは、自由な時間が過ごせて、お母さんたちも子どもたちも幸せでいられるところ。
コンセプト通り「親戚の家に遊びに行く」感じでしょうか。私も自分の親戚が近くにいないので、そういう存在があればいいなと思っていました。

「先生」だと皆さんかしこまってしまうので、より気軽に話しかけられる存在になりたいです。
お母さんたちにとっては子育てが楽しいと感じられて、子どもたちにとっては家以外にも落ち着く楽しい場所があると思ってくれたら。PAPAMOでそういう場所づくりをしていきたいです。

最近は、子育てのやり方が分からないというお母さんが本当に多いです。
そういう方に、「子育てって楽しいんだよ!」と伝える仕事がしたいと思いました。
ただ子どもを預かって保育するだけではなく、子育ての楽しさを伝えて、お母さんが子どもと向き合う時間を増やせるような支援ができたらいいですね。

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PAPAMOの仕事をすることになったきっかけは?

今年の春に所属していた保育園を辞め、4月からはベビーシッターとしてやっていこうと、ベビーシッターのサービスに登録していたのですが、思っていたほど仕事がなかったんです。
「何かできれば」という思いで、知識やスキルを出品できる「ココナラ」というサイトに「子育ての悩み聞きます」と出品登録していたところ、たまたまPAPAMOの関係者の目に留まり、声をかけてもらいました。
PAPAMOのコンセプトが、まさに私がやりたいと思っていたことだったので、すぐ「やろう!」と。私はラッキーだったと思います。

実際にPAPAMOのキッズスタッフをやってみて、いかがでしたか?

7・8月の平日に2回、新丸子で「さかな釣り」のプログラムを行いました。

魚を作る時点で子どもたちから湧き出るアイディアが止まらず、私自身驚きました。
子どもに合わせた活動ができたので次の活動もさらにこれを深めていけたらと思います。
また、初めて会う子たちが仲良くなる姿も見ることができました。
これからも、子どもが夢中になれる内容で子どもたちが繋がれる場、保護者の方がホッとする空間づくりをしていきたいと思っています。

娘の一言で大好きな仕事を手放し、新しい道へ

保育園を辞めたのは、なぜですか?

最初は辞めるつもりではなかったんです。下の子が生まれて育児休暇に入っていて、3月までは所属していたのですが、私の考えが変わったことがあって。

いま長女は5歳ですが、子育てしながら保育士の仕事をするのはいっぱいいっぱいで。子どもは勤め先とは別の保育園に預けていましたが、朝7時に家を出たら夜19時まで保育園から帰れない。1歳の誕生日直前から、4歳までそういう生活でした。
短時間の勤務はできないか相談したこともありましたが、叶いませんでした。

そして、長女の運動会に出られなかったことが、自分の中で決定打になりました。
勤務先の保育園の運動会と重なってしまって。娘は「お母さんがいなくても大丈夫!」と言ってくれて、それも切なかったです。

運動会の直後に長男を妊娠していることが分かり、切迫早産で早めに産休に入りました。そうすると、16時には保育園にお迎えに行けるようになった。
そのときに娘が、「お母さん、もう遅い時間のお迎えやめてね」と言いまして。それを聞いて、「私はこの子のために、何かしないと」と思ったんです。

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