2017年4月14日 更新

クラウドソーシングで「自分らしい働き方」ができているのはどんな人たち? Lancer of the Year 2017レポート

表彰されたフリーランサーの経験やノウハウが語られました

390 view

「Lancer of the Year 2017」(以下、LOY2017)は、クラウドソーシングサービス「Lancers」で仕事を得ている個人のフリーランスの中でも、特に高評価を得た人たちを表彰するイベント。受賞者たちはどんなきっかけで働き方を変えたのか。そこには私たちが新しいワークスタイルを考えるうえでのヒントがありました。

 (10009)

LOY2017受賞者にみる常識に縛られない「自分らしい働き方」

「Lancers」で高い実績を出した人たちへ贈られるLOY2017。受賞者たちはそれぞれの「働き方」をどのように見つけたのでしょうか。

 

「仕事か家庭かの2択ではない」3つ目の新しい働き方

 (10010)

「ルーキー賞」を受賞したライターの赤枝加奈子さんは、結婚を期にそれまでの仕事を辞めてフリーランスへ。今や多数のクライアントを抱える売れっ子ライターの彼女が転身した理由は、「毎日終電で帰るハードな日々に『年を重ねてもこのまま働き続けられるのか』という不安と疑問が常につきまとっていたから」だそう。そこでLancersへ登録し、フリーランスの道を歩むことに。

「フリーランスになって1年。女性にとって仕事とは、『仕事か家庭かの2択だけではない』ことが分かったのが大きな収穫です」と赤枝さん。今の日本では、この2択に迫られる女性は多くいます。「仕事か家庭か」を選ぶのではなく、新しい働き方で両立することを選択した彼女は、「ライター業は主婦業との兼業や副業に選んだわけではなく、あくまで専業です。今後の目標は自身の収入で生計を立てること。私の仕事が日本の社会で少しでも役に立つことになれば嬉しい」と意気込みを語っていました。

 

仕事をずっと「好き」でいるために、それぞれが選んだ働き方

 (10011)

クライアントからもっとも高評価を得た人へ贈られる「クライアント賞」を受賞したのは、グラフィックデザイナーの春田雄一朗さん。彼も赤枝さん同様、会社員時代は過酷な労働環境にあったそう。「好きな職業なのに、仕事を好きになれないというジレンマを解消するために独立しました」と春田さん。「クライアントの役に立てるクリエイターとして、クライアントが求める以上のものを提供したい」と語る彼は、「仕事が好きという純粋な気持ちをキープし続けること。それがクリエイターにとって一番必要なことであり、スキルアップへつながる」と言います。

 (10012)

また、副業や兼業を目的としたフリーランスへ贈られる「パラレルワーク賞」を受賞したウェブデザイナー兼イラストレーターの岡直哉さんは、本業であるハウスデザイナーとしてスキルアップを目指したことがきっかけだったそう。「本業ではクライアントと接触する機会がなく、自分の実力は社外でどこまで通用するのかという疑問が芽生え、そこに挑戦したくなったんです。結果、さまざまなクライアントと会うことで交渉の仕方などが身につき、「社内では得られなかったスキルを得ることができました」と岡さん。フリーランスでの仕事は本業にも良い影響があったようで、「会社でも実力や経験値が大きく成長し、自分の仕事に自信を持てるようになりました」とのこと。

 (10013)

その他にも、「仕事を好き」でいるために新しい働き方を開拓したのは、「次世代ワーク賞」を受賞したエンジニア兼アプリクリエイターの鈴木光行さんです。

ゲーム会社でエンジニアとして就業したのち、ベンチャー企業を創業したそうですが、「慣れない社長業に疲れてしまいました。経営しかしていないことに嫌気がさした」という鈴木さんは、大好きなエンジニア業に専念するために、フリーランスになることを決意。同時に、趣味でアプリ開発も始めたいと思ったそうです。「マルチタスクが苦手なので、両立は難しいと思った」という彼は、1年の半分を受託開発のエンジニア業に、残り半分は自分が作りたいアプリの開発に費やす「二毛作」の働き方を実行。

「好きな仕事で一番の悩みといえば、『やりたい事と求められる事が一致しない』ことではないでしょうか。これを解消するために、副業をすることは選択肢の一つです。私が選んだ『二毛作』は、両方の仕事のパフォーマンスが上がり、相乗効果を生むことができました 」と鈴木さん。

 

(次ページ:クライアントとの関係性がカギ。クラウドソーシングを使った働き方のコツ

36 件

この記事のキーワード

この記事のライター

ヤマウチカズヨ ヤマウチカズヨ