2017年9月30日 更新

島で育む家族の暮らしとやりがいを大切にした新しい仕事のカタチ

家族で奄美大島に移住後、3人の子どもを育てながらバーチャルアシスタントサービス「Help You!」のワーカーとして活躍している宮崎さんにインタビューしました。

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宮崎さんは、夫と3人の子ども(13歳、9歳、2歳)と奄美大島で暮らし、自宅で子どもを見ながらPCやインターネットを使って仕事をする、バーチャルアシスタントサービス「Help You!」のワーカーとして活躍しています。 宮崎さんに今の仕事を始めた経緯や、在宅ワークを行ってみてのリアルな話を伺いました。

働き方に疑問を感じた夫のUターン 家族で奄美大島へ

「Help You!」ワーカー 宮崎さん

奄美大島にはいつから、どのような理由で住んでいるのですか?

私たち家族が夫の故郷である奄美大島へ移り住んだのは、夫が40歳を過ぎ、これからのライフスタイルを見つめ直したことがきっかけでした。夫は奄美の高校を卒業後、神奈川の大学へ進学しその後サラリーマンに。

結婚して2年後に海外勤務が決まり、ブラジルへ赴任。家族で海外生活を体験することになりました。やはり海外では仕事の仕方にゆとりがあって、日本とのワークバランスの違いをひしひしと感じました。

帰国後、夫は本社勤務となり、何千人もの部下をかかえて仕事に追われる毎日。 次第に夫は「このままでいいのだろうか?」と、慌ただしいサラリーマン生活に疑問を感じるようになりました。そして、故郷である島に帰りたい、島に恩返しをしたいという夫の思いもあり、夫婦で話し合って奄美大島への移住を決意。整体院を開業しました。

在宅ワークを探すなかでやりがいを感じられる今の仕事に出会った

今の仕事を始めたきっかけは?

奄美に移住してから、友達に紹介された中古車販売の会社の事務としてパートを始めました。

4年ほどで、3人目妊娠のため退社。出産後、2015年4月に次男が1歳半で保育所が決まったことから、仕事をしたいと思うようになりました。

一番下の子どもがまだ小さく、上の子どもたちの学校行事やお稽古ごとの送迎もあったので、「自宅でお仕事をしたい」という希望がずっとありました。

当時いろいろな在宅ワークを紹介する会社があることを知り、登録したサイトで仕事を探していたところ、たまたまみつけた「Help You!」の募集記事に応募してみたんです。面接、課題、クライアント紹介…と話がトントン拍子に進んでいきました!(笑) もうすぐ、このお仕事を始めてから1年になります。

宮崎さん 在宅ワークのきっかけ

「Help You!」の仕事はどうですか?

「Help You!」の仕事を始める前に他社の在宅ワークもやってみたのですが、ひとりでコツコツとパソコンに向かうタイプの仕事でした。それに比べて、「Help You!」での仕事はチームやクライアントとのやり取りが多い。ですから、今は寂しさもなくなり、楽しんで仕事をしています。仕事の内容も、自分がやりたかったインターネットやPCを使ったものだったので、とてもやりがいを感じています。

また、収入面でも、奄美で経験したパートの仕事の倍くらいになっています。もう、今は仕事が楽しくてしょうがないというのが実感です。

今はどんな仕事をしていますか?

専属アシスタントとしていろいろなクライアント企業の担当者さんと、ビデオチャットや電話でやり取りをします。戦略を考えるなど、業務内容も濃い。社会に貢献できていると思います。クライアントと密につながっている実感があります。

単発で終わってしまうクラウドソーシングの仕事と比べると、継続性があるのでやりやすいです。

宮崎さん 現在の仕事内容

 

忙しい子育てとも両立できる在宅ワークの醍醐味

1日のスケジュールは?

朝起きてから中学生、小学生、夫を送り出し、保育所へ子どもを連れて行きます。

それから洗濯などの家事を済ませ、9時までにはパソコンの前に座るようにしています。だいたい16時まで仕事をして、16時半には保育所のお迎えに行きます。小学生、中学生が帰ってきて、夕飯の支度や洗濯物の取り込みといった家事をします。納期が近い急ぎの仕事があるようなときは、子どもを寝かせてから取り組むこともあります。

宮崎さん 1日のスケジュール

夫の理解は得られていますか?

夫とは10歳ぐらい年が離れていて、パソコンについても詳しくない人なので、実際に私がどんな仕事をしているのか仕組みなどはあまりよくわかっていないのですが、「自宅にいる」という安心感は持っているようです。

今まで仕事をする中で、大変だったことは?

クライアントの会社の中身を理解することです。会社の仕事内容や、どんなことを目標にしているのか?といった内容を把握することが難しかったです。

逆に良かったことは?

ミーティングがないときはスッピンでいられることでしょうか(笑) というのは冗談で、ある程度、自分で仕事にあてる時間の調整ができるところです。

また、チーム制なので、一緒にやっている感があることです。例えば自分や家族が体調を崩した時でもチームでカバーし合えるので、企業の信頼を保つことができます。

仕事に必要なスキルは仕事の中で身につけられる

スキルアップのためにやっていることはありますか?

新しい依頼が入るたびに、わからないことが出てくるので、空いた時間は勉強したり調べたりしています。手段はWebや本。無料のオンライン動画学習サイト「Schoo」を使ったりしました。

過去のスキルとして役に立っているのは、基本的なオフィスソフトの操作はできたことと、WEBデザイン制作を少しだけやっていたことでしょうか。

社会人経験も少なく、結婚後はずっと専業主婦だったので、この仕事を始めてから色々勉強したというのが正直なところです。

持ち前の向上心や責任感、コミュニケーション能力は役に立っているかもしれませんね(笑)

 

 

仕事をしていく中で自信はついてくるもの

今後こういう働き方をしたいと思っている女性に対して、アドバイスをお願いします。

私もそうだったのですが、自分のスキルに自信がないとか、社会に適応できるのかという不安を持っている人が多いと思うのですが、仕事をしていく中で自信がついていくということがわかりました。ですから、「自信がなくても、まずはできることから始めてみること」をおすすめします。

人間らしいスローな暮らしと仕事の充実を手に入れる

宮崎さん アドバイス

Help You!」で在宅ワークを始めたことによって、自然豊かな島での暮らしと、仕事を通してスキルアップしていく充足感の両方を手に入れた宮崎さん。「仕事が楽しくてずっとしていたいくらい」と笑顔で語ってくれました。「子どもが小さいから」「地方にいるから」と、仕事をしたい気持ちはありながら迷う方たちには、大きな勇気になったのではないでしょうか。まずは、できることから一歩を踏み出してみませんか?

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